【募集期間終了】町民意見の募集について(パブリックコメント)

   本町では、先駆的に風力発電事業による再生可能エネルギーの導入に取り組んでいることなどから、「2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロ」を進展させる取組を進めていく姿勢を表明するため、「苫前町ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
 「二酸化炭素排出量の実質ゼロ」というのは、苫前町地域内の二酸化炭素をはじめとする人為的な温室効果ガスの「排出量」 から、人為的な再生可能エネルギーや森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
 また、本町では平成9年から風力発電施設整備が始まり、平成12年までの間に、公設・民設あわせて町内3発電所で風力発電の運転を開始しました。この3発電所の合計出力は、5万2,800kw、当時として、国内初の大規模風力発電基地の誕生でした。
 この年間発電量は約1億4千万kwh/年に及び、これは約3万4,000世帯の電力量に相当し、苫前町内における総CO2排出量をはるかに超え続けています。
 更に、令和の時代を迎え、本町内の風力発電設備も運転開始から20年余を経過したことなどから、全国初となるリプレース(建て替え)事業に着手しています。令和2年から順次、リプレースを行っており、令和4年12月には全てのリプレースが完了する見込みです。
 苫前町では、ゼロカーボンやカーボンニュートラルといった言葉が定着しつつある今日のはるか20年以上前から無尽蔵の風力活用による再生可能エネルギー事業を展開し、かねてより地球温暖化防止に実践的に貢献していることなどから、今次、地球温暖化対策の推進に関する法律の趣旨を体し、国や北海道などの行政機関と方向性を一致させて、脱炭素社会への移行に向けた姿勢を町として明確にしていくことは、これまでの経緯や現在の社会情勢から、本町として自然な流れと受け止めています。
 このため、脱炭素社会への移行に向けた地球温暖化対策の推進について、行動の原則や基本理念などを定める苫前町脱炭素推進条例を制定することとし、この素案を取りまとめましたので、広く町民の皆様からご意見を募集します。

4 意見等の募集期間(期間終了しました)

   令和4年(2022年)2月22日(火曜日)から令和4年(2022年)3月21日(月曜日)
 ※郵送については、当日到着分まで有効

5 意見等の提出方法及び提出先

   郵便、ファクシミリ、電子メールのいずれかにより、次の宛先にご提出ください。
  1. 郵便 〒078-3792 苫前町字旭37-1 苫前町総務財政課総務係
  2. ファクシミリ 0164-64-2142
  3. 電子メール somu@town.tomamae.lg.jp

問合わせ先・担当窓口

総務財政課 総務係

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