高齢者の定期予防接種について

 ”感染症”は予防接種で免疫をつけることによって予防することができます。
感染症発症予防、重症化予防のために、予防接種を受けるようにしましょう。

定期の予防接種

予防接種には、予防接種法に基づく「定期の予防接種」と、それ以外の予防接種があります。高齢者の帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザ予防接種、新型コロナウイルス感染症予防接種はB類疾病の定期予防接種と定められており、町で接種費用の補助を行っています(一部自己負担あり)。
インフルエンザ予防接種と新型コロナウイルス感染症予防接種は町で接種希望調査・通知を行いますが、帯状疱疹ワクチンと肺炎球菌ワクチンは医療機関へ直接申し込みをお願いします。

帯状疱疹ワクチンについて

令和7年度から帯状疱疹予防接種が定期予防接種に加わりました

 帯状疱疹ワクチンは、これまで任意の予防接種でしたが、令和7年度から町が接種費用の一部を助成するB類疾病の定期予防接種になりました。対象となる方には、年度ごとに春に個別にご案内をお送りしますので、案内が届きましたら内容をご確認のうえ、接種をご検討ください。

表:帯状疱疹ワクチンの詳細
対象者
 令和7年度から令和11年度の対象者
  1.  年度内に65、70、75、80、85、90、95、100歳を迎える方(令和7年度に限り101歳以上の方も対象になります)
  2. 60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
※過去に帯状疱疹ワクチンを接種されたことのある方は対象にならない場合があります。詳しくは個別の案内をご確認ください。
※令和12年度からは対象が満65歳の方のみになる予定ですので、接種のご案内が届きましたら、指定期間内での接種をご検討ください。
ワクチン種類
  •  生ワクチン(阪大微研)
    • 接種方法:皮下に接種
    • 接種回数等:1回
    • 接種条件:病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません 
  • 組み換えワクチン(GSK社) 
    • 接種方法:筋肉内に接種
    • 接種回数等:2回(2か月以上の間隔をあける)
    • 接種条件:免疫の状態にかかわらず接種可能
料金
  •  生ワクチン(阪大微研):2,000円
  •  組み換えワクチン(GSK社):1回あたり6,000円
※医師の診察の結果、発熱などの理由により接種できなかった場合は、1,000円の自己負担が生じます。
委託医療機関
  • 苫前クリニック
  • 苫前厚生クリニック
※上記委託医療機関以外で接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。ただし、委託外医療機関に入院中の方が入院先で接種される場合は償還払いによる助成をうけることができます。詳細はページ下部「委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて」をご覧ください。 
接種方法等
  1.  希望する医療機関に直接電話で予約します。ワクチンの供給状況によっては、予約連絡をしてもすぐに接種できない場合があるため、接種希望日の2週間前までに連絡することをお勧めします。
  2. 予約日に接種します。
  3. 接種後、医療機関に料金を支払います。
注意事項
  • ご本人の接種希望が確認できない場合は、ご家族が接種を希望されていても公費負担はできません。
  • 接種にあたっては、予診票の「帯状疱疹予防接種希望書」への署名が必要になります。
  • 町外の介護施設等に入所されている町民の方で、町外医療機関にて予防接種を希望される方は全額自己負担となりますが、本町の予防接種依頼書に基づく予防接種を実施した場合には、予防接種法に基づく健康被害が生じた場合の救済措置が受けられます。希望する方は、入所施設を通じてお申し出ください。

帯状疱疹に対するワクチンの予防効果

 
  生ワクチン(阪大微研) 組み換えワクチン(GSK社)
接種後1年時点 6割程度 9割以上
接種後5年時点 4割程度 9割程度
接種後10年時点 7割程度
※帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で生ワクチンは6割程度、組み換えワクチンは9割以上と報告されています。

肺炎球菌ワクチンについて

 対象となる方には誕生月の末日ごろ、個別に通知しています。対象条件がありますので、ご確認願います。
表:肺炎球菌ワクチンの詳細
対象者
  1. 満65歳の方
  2. 接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害があり、その程度が身体障害者手帳1級相当の方
※いずれも苫前町に住所を有する方であり、成人用肺炎球菌ワクチンを今まで接種したことがない方に限ります。
料金 2,000円
※医師の診察の結果、発熱などの理由により接種できなかった場合は、1,000円の自己負担が生じます。
接種方法等
  1. 希望する医療機関に直接電話で予約します。ワクチンの供給状況によっては、予約連絡をしてもすぐに接種できない場合があるため、接種希望日の2週間前までに連絡することをお勧めします。
  2. 予約日に接種します。
  3. 接種後、医療機関に2,000円を支払います。
委託医療機関
  • 苫前クリニック
  • 苫前厚生クリニック
※上記委託医療機関以外で接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。ただし、委託外医療機関に入院中の方が入院先で接種される場合は償還払いによる助成をうけることができます。詳細はページ下部「委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて」をご覧ください。 
注意事項
  • ご本人の接種希望が確認できない場合は、ご家族が接種を希望されていても公費負担はできません。
  • 接種にあたっては、予診票の「高齢者用肺炎球菌ワクチン接種希望書」への署名が必要になります。
  • 町外の介護施設等に入所されている町民の方で、町外医療機関にて予防接種を希望される方は全額自己負担となりますが、本町の予防接種依頼書に基づく予防接種を実施した場合には、予防接種法に基づく健康被害が生じた場合の救済措置が受けられます。希望する方は、入所施設を通じてお申し出ください。

インフルエンザ予防接種について

表:インフルエンザ予防接種の詳細
対象者 
  1. 満65歳以上の方
  2. 接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害があり、その程度が身体障害者手帳1級相当の方(いずれも苫前町に住所のある方が対象となります。また、自らの意志と責任において接種を希望する方に限ります。)
料金 1,000円(一部自己負担)
※医師の診察の結果、発熱などの理由により接種できなかった場合にも上記費用がかかります。
接種方法等
  1. 接種時期が近くなると、役場から接種申込書が回覧や広報折込で配布されます。その指示に従って申込みをしてください。
  2. 申込み後、役場からご自宅に予防接種の実施通知文書、注意事項記載文書と予診票が送付されます。
  3. 指定された接種実施日に指定された医療機関(病院)へお越しください。その際、「予診票」に必要事項を記入のうえ、必ずお持ち願います。
  4. 医師による問診、診察を受け、医師の了承が得られてから予防接種を実施します。
  5. 接種後、医療機関に1,000円を支払います。
委託医療機関
  • 苫前クリニック
  • 苫前厚生クリニック
※上記委託医療機関以外で接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。ただし、委託外医療機関に入院中の方が入院先で接種される場合は償還払いによる助成をうけることができます。詳細はページ下部「委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて」をご覧ください。 
注意事項
  • 接種の際は指定された日時を厳守してください。指定日時に行うことができなかった場合、全額自己負担になることがありますので、事前にご相談ください。
  • ご本人の接種希望が確認できない場合は、ご家族が接種を希望されていても公費負担はできません。
  • 接種にあたっては、予診票の「インフルエンザ予防接種希望書」への署名が必要になります。
  • 町外の介護施設等に入所されている町民の方で、町外医療機関にて予防接種を希望される方は全額自己負担となりますが、本町の予防接種依頼書に基づく予防接種を実施した場合には、予防接種法に基づく健康被害が生じた場合の救済措置が受けられます。希望する方は、入所施設を通じてお申し出ください。
 

新型コロナウイルス感染症予防接種について

表:新型コロナウイルス感染症予防接種の詳細
対象者
  1. 満65歳以上の方
  2. 接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害があり、その程度が身体障害者手帳1級相当の方(いずれも苫前町に住所のある方が対象となります。また、自らの意志と責任において接種を希望する方に限ります。)
料金 2,000円(一部自己負担)
※医師の診察の結果、発熱などの理由により接種できなかった場合にも自己負担が発生します。
接種方法等
  1. 接種時期が近くなると、役場から接種申込書が回覧や広報折込で配布されます。その指示に従って申込みをしてください。
  2. 申込み後、役場からご自宅に予防接種の実施通知文書、注意事項記載文書と予診票が送付されます。
  3. 指定された接種実施日に指定された医療機関(病院)へお越しください。その際、「予診票」に必要事項を記入のうえ、必ずお持ち願います。
  4. 医師による問診、診察を受け、医師の了承が得られてから予防接種を実施します。
  5. 接種後、医療機関に2,000円を支払います。
委託医療機関
  • 苫前クリニック
  • 苫前厚生クリニック
※上記委託医療機関以外で接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。ただし、委託外医療機関に入院中の方が入院先で接種される場合は償還払いによる助成をうけることができます。詳細はページ下部「委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて」をご覧ください。 
注意事項
  • 接種の際は指定された日時を厳守してください。指定日時に行うことができなかった場合、全額自己負担になることがありますので、事前にご相談ください。
  • ご本人の接種希望が確認できない場合は、ご家族が接種を希望されていても公費負担はできません。
  • 接種にあたっては、予診票の「新型コロナウイルス感染症予防接種希望書」への署名が必要になります。
  • 町外の介護施設等に入所されている町民の方で、町外医療機関にて予防接種を希望される方は全額自己負担となりますが、本町の予防接種依頼書に基づく予防接種を実施した場合には、予防接種法に基づく健康被害が生じた場合の救済措置が受けられます。希望する方は、入所施設を通じてお申し出ください。

委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて

委託外医療機関に入院されており、入院先の医療機関で予防接種を希望される方は、下記の手順で申請、接種を行ってください。
  1. 町へ、入院先医療機関での予防接種を希望する旨を伝え、委託外医療機関での接種対象となるか確認してください。
  2. 入院先医療機関と、予防接種日の調整を行ってください。
  3. 委託外医療機関での予防接種を希望する理由を記した予防接種依頼申請書(第4号様式)を接種の2週間前までに提出してください。
  4. 町から予防接種依頼書、予診票等が郵送で届きます。
  5. 入院先医療機関で予防接種を受けてください。
    • 医療機関へは、町から交付を受けた予防接種依頼書及び予診票を提出してください。
    • 予防接種に係る費用は全額を負担していただきます。
  6. 接種後、町に予防接種助成交付申請書(第5号様式)を速やかに提出してください。本町が定める限度額以内において助成を受けることができます。
    • 提出書類
      1. 予防接種助成交付申請書(第5号様式)
      2. 予防接種に係る費用を支払ったことを証する書類(原本)
      3. 予防接種予診票(原本)

 

問合わせ先・担当窓口

保健福祉課