こどもの定期予防接種について

”感染症”は予防接種で免疫をつけることによって予防することができます。
特に子どもは発育とともに感染症にかかる可能性も高くなるため、しっかりと予防接種を受けましょう。

定期の予防接種

予防接種には、予防接種法に、基づく「定期の予防接種」と、それ以外の予防接種(以下「任意の予防接種」)があります。町から通知のある予防接種と同時接種する場合は町でまとめて予約を取ります。町から通知のある予防接種についての詳細は「令和8年度町から案内のある定期予防接種実施予定表」をご覧ください。

定期の予防接種の種類

表:「定期の予防接種」の種類
定期予防接種
  • ロタウイルスワクチン
  • 五種混合ワクチン(沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオヒブ混合ワクチン)
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • BCG(結核)ワクチン
  • 麻しん(はしか)風しんワクチン
  • 水痘(水ぼうそう)
  • 日本脳炎ワクチン
  • 二種混合ワクチン(DT:ジフテリア破傷風混合ワクチン)
  • 子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
注意事項
  • いずれの予防接種も苫前町民が対象となります。
  • 上記すべての定期予防接種について、対象年齢のお子様は公費負担の対象となるため無料で接種できます。
  • 小児インフルエンザワクチン、おたふくかぜワクチンは「任意の予防接種」ですが、費用助成があります。詳しくは「こどもの任意予防接種の接種費用助成について」のページをご確認ください。

生後2か月から3歳未満が接種するワクチンについて

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスとは乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因となる感染力の強いウイルスです。一生のうちに何度も感染するウイルスですが、初めてロタウイルスに感染したときは特に重症化しやすく、まれに脳や腎臓に影響を及ぼすことがあります。
ワクチンを接種することでロタウイルス胃腸炎の発症を7~8割減らすことができます。腸重積症のリスクを避けるため初回接種(1回目)は生後6週から14週6日までに接種することが推奨されています。
表:ロタウイルスワクチンの詳細
  ロタリックス(1価) ロタテック(5価)
接種年齢 生後6週から24週まで 生後6週から32週まで
接種回数 2回 3回
接種間隔 27日以上の間隔をあけて接種 2回目、3回目ともに27日以上の間隔をあけて接種
接種方法 経口投与 経口投与

副反応について

ロタウイルスワクチンの副反応の1つに腸重積症があります。腸重積症とは、腸の一部が隣接する腸に入り込んで閉塞状態になることです。ワクチン接種の有無にかかわらず、生後3,4か月から2歳ごろまで、月齢が上がるにつれて発症が多くなる病気です。ワクチン接種後1~2週間はかかりやすくなるという報告があります。接種後に次のような様子が見られるときは、医療機関を受診しましょう。
  • 突然はげしく泣く
  • 嘔吐を繰り返す
  • 便に血が混じる
  • ぐったりしていて顔色が悪い
  • 機嫌が良くなったり不機嫌になったりを繰り返す

五種混合ワクチン(沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオヒブ混合ワクチン)

五種混合ワクチンは、百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ、ヒブの5種類のワクチンを同時に接種することができます。接種日等は事前に町から通知します。
表:五種混合ワクチンの詳細
対象年齢 生後2か月から7歳6か月未満
接種回数 4回(初回3回、追加1回)
接種推奨年齢 初回接種:生後2か月から7か月に至るまでを標準的な接種期間とする(2回目、3回目は前回接種から20~56日の間隔をあけて接種)
追加接種:初回接種終了から6か月から18か月の間隔をあけて接種
接種方法 皮下注射又は筋肉内注射

小児用肺炎球菌ワクチン

小児用肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌による肺炎や髄膜炎などの感染症を予防するワクチンです。細菌性髄膜炎は約半数が0歳児のうちに発症するため、早い時期の接種が勧められています。
表:小児用肺炎球菌ワクチンの詳細
対象年齢 生後2か月から5歳未満
接種回数 初回接種の1回目接種開始月齢(年齢)によって異なります。
詳細は下記「表:小児肺炎球菌ワクチンの標準的な接種回数」をご確認ください
接種推奨年齢 生後2か月から7か月に至るまでに接種を開始
接種方法 皮下注射又は筋肉内注射

標準的な接種回数について

表:小児用肺炎球菌ワクチンの標準的な接種回数
接種開始時の月齢(年齢) 接種回数 標準的な接種時期
2か月から7か月未満 4回
(初回接種3回、
追加接種1回)
初回接種:2回目、3回目ともに27日以上の間隔をあけて接種
追加接種:初回接種後、最後の接種から60日以上あけた上で、1歳から1歳3か月までの間に接種
※初回接種のうち2回目が1歳を超えた場合は3回目の接種を行わない(追加接種は実施可能)
7か月から12か月未満 3回
(初回接種2回、
追加接種1回)
初回接種:27日以上の間隔をあけて接種
追加接種:初回接種後、最後の接種から60日以上あけた上で、1歳から1歳3か月までの間に接種
※初回接種のうち2回目の接種は2歳までに行い、それを超えた場合は2回目の接種を行わない(追加接種は実施可能)
1歳から2歳未満 2回 60日以上の間隔をあけて2回接種
2歳から5歳未満 1回 1回接種

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスは、血液あるいは体液との直接の接触によって感染します。一過性の感染で終わる場合とそのまま感染している状態が続く場合(この状態をキャリアという)があります。非常に感染力が強く、3歳以下の子供が感染するとキャリアになりやすく、キャリアは慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人は肝硬変や肝がんなどの命にかかわる病気を引き起こすこともあります。
表:B型肝炎ワクチンの詳細
接種年齢 接種時に1歳になる前日まで
接種回数 3回
接種間隔 1回目接種後、27日以上の間隔をあけて2回目接種
1回目の接種から139日(約20週)以上あけて3回目接種
接種方法 皮下注射

BCG(結核)ワクチン

BCGワクチンは乳児期早期に接種することで肺結核は50%、結核性骨髄炎は80%が予防できるというデータが出ています。接種対象となるお子さまへは、接種日等を事前に町から通知します。
表:BCGワクチンの詳細
接種年齢 生後12か月未満
接種回数 1回
接種推奨年齢 生後5か月から8か月未満
接種方法 経皮接種

麻しん(はしか)風しんワクチン

麻しんや風しんは幼児期早期に感染することが多いため、母体からの免疫が失われる12か月以降と、より高い予防効果を得るために小学校入学前に接種することが重要です。接種対象となるお子さまへは、接種日等を事前に町から通知します。
表:麻しん(はしか)風しんワクチンの詳細
接種年齢 第1期:生後12か月から24か月
第2期:5歳から7歳未満(就学の1日前まで)
接種回数 第1期、第2期ともに1回
接種方法 皮下注射

水痘(水ぼうそう)ワクチン

水痘(水ぼうそう)ワクチンは水痘・帯状疱疹ワクチンを弱毒化した生ワクチンです。ワクチンを受けた者のうち約20%はのちに水痘(水ぼうそう)に罹ることがありますが、もし罹ったとしても軽く済むとされています。
水痘は病気などで免疫力が低いお子さんが罹ると重症化します。ご自身のお子さんを守るためだけではなく、流行を大きくさせないためにも接種しましょう。
表:水痘ワクチンの詳細
接種年齢 1歳から3歳未満 
接種回数 2回 
接種推奨年齢 1回目:1歳から1歳3か月に至るまで
2回目:1回目接種から6か月から12か月の間隔をあける
接種方法 皮下注射

3歳から小学生が接種するワクチンについて

日本脳炎ワクチン

日本脳炎について北海道には原因となる蚊がいないことなどから、北海道全域が定期の予防接種を行わないくてよい地域に指定されていましたが、転勤や旅行等で道外に出る方が増え、日本脳炎リスクが高まりつつあることを受けて平成28年4月より北海道でも定期接種を行うこととなりました。
2期の未接種を防止するため、対象のお子さんには役場より個別通知を行っています。
表:日本脳炎ワクチンの詳細
接種年齢 1期:生後6か月から7歳6か月になる前日
2期:9歳から13歳未満(1期3回接種済みの方に限る)
接種回数 1期:3回(初回接種2回、追加接種1回)
2期:1回
接種推奨年齢 1期:3歳になったら接種を開始し、1回目接種後6日から28日間隔をあけて2回目接種
2回目接種後6か月以上、標準的にはおおむね1年の間隔をあけて追加接種(3回目)
2期:9歳~10歳までの間に1回接種
接種方法 皮下注射

特例措置について

平成17年度から平成21年度まで日本脳炎の積極的勧奨を行っていなかったため、平成7年度から18年度に生まれた方は日本脳炎の予防接種が不十分になっていることがあるため、特例として予防接種法に基づく接種を受けることができます。
表:日本脳炎ワクチン特例措置について
対象者 20歳未満の方で平成18年4月2日から平成19年4月1日生まれの方
接種回数 4回
接種間隔 1回目接種後、6日から28日の間隔をあけて2回目接種
2回目接種後、6か月以上おおむね1年の間隔をあけて3回目接種
3回目接種後、6日の間隔をあけて4回目接種
接種方法 皮下注射

二種混合ワクチン(DT:ジフテリア破傷風混合ワクチン)

二種混合ワクチンは、ジフテリア、破傷風の2種類のワクチンを同時に接種することができます。接種対象となるお子さまへは、接種日等を事前に町から通知します。
表:二種混合ワクチンの詳細
対象年齢 11歳以上13歳未満
接種回数 1回
推奨接種年齢 11歳~12歳(小学校6年生)
接種方法 皮下注射

HPVワクチンについて

令和8年度から2価ワクチン(サーバリックス)及び4価ワクチン(ガーダシル)を定期接種で用いるワクチンから除き、9価ワクチン(シルガード9)のみを定期接種で用いるワクチンとすることとなりました。
表:HPVワクチンの詳細
対象者 小学6年生から高校1年生の女の子
(平成22年4月2日生まれから平成26年4月1日生まれ)
接種回数 1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:5か月以上の間隔をあけて2回接種
1回目の接種を15歳になってから受ける場合:1か月以上の間隔をあけて2回目接種、2回目から3か月以上の間隔をあけて3回目接種
推奨接種年齢 中学1年生の女の子
接種方法 筋肉内注射

ワクチンの種類と特徴、接種間隔について

生ワクチン

細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、接種するとその病気にかかった場合と同じような免疫を作ります。接種後、軽い発熱や発疹の症状が出ることがあります。

生ワクチンの種類

麻しん風しん、BCG、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜ、ロタウイルスなど

不活化ワクチン

菌やウイルスを殺し、免疫を作るのに必要な成分を取り出して毒素をなくして作ったものです。不活化ワクチンの場合は、一定の間隔で複数回接種することにより免疫がつきます。

不活化ワクチン

五種混合、二種混合(DT)、インフルエンザ、肺炎球菌など

予防接種の間隔について

予防接種の種類によって、間隔をあける必要があります。詳しくは「予防接種の接種間隔に関する注意」をご確認ください。

委託外医療機関での接種について

定期予防接種を里帰り出産や進学等により委託医療機関での接種が難しい等の事情により、委託外医療機関にて受けられる方は、支払った費用のうち本町が定める限度額の範囲で助成が受けられます。

委託外医療機関での接種と償還払いに係る手続きについて

委託外医療機関での予防接種を希望される方は、下記の手順で申請、接種を行ってください。
  1. 町へ委託外医療機関での予防接種を希望する旨を伝え、委託外医療機関での接種対象となるか確認してください。
  2. 接種希望医療機関へ連絡し、予防接種日の予約を行ってください。
  3. 委託外医療機関での予防接種を希望する理由を記した予防接種依頼申請書(第3号様式)を接種2週間前までに提出してください。
  4. 町から予診票、予防接種依頼書等が郵送で届きます。
  5. 予防接種を実施する医療機関を受診し、予防接種を受けてください。
    • 医療機関へは、町から交付を受けた予防接種依頼書及び予診票、母子手帳等を提出してください
    • 予防接種に係る費用は全額を負担していただきます
  6. 接種後、町に予防接種助成交付申請書(第5号様式)を速やかに提出してください。本町が定める限度額以内において助成を受けることができます。
    • 提出書類
      1. 予防接種助成交付申請書(第5号様式)
      2. 予防接種に係る費用を支払ったことを証する書類(原本)
      3. 予防接種予診票又は接種済みであることを証する書類(母子手帳等)

問合わせ先・担当窓口

保健福祉課

最終更新日: