風力発電推進市町村全国協議会
協議会の概要
目的
風力発電推進市町村全国協議会(以下「協議会」)は、会員相互間の緊密な連絡提携により、地球規模での環境保全や地球温暖化問題に対応するとともに、エネルギー需要の増大と資源の枯渇問題に対応するため、再生可能なクリーンエネルギーである風力発電の開発研究及び利用、普及を総合的に促進し、地域環境と地域振興に寄与することを目的として、賛同する地方公共団体をもって組織された団体です。
活動内容
目標を達成するため、次の4項目を主な活動としています。
- 風力発電施策の進行及び予算の確保のための運動
- 風力発電に関する研修及び資料の収集、情報の提供
- 風力発電の必要性、重要性を広く認識せしめるための世論の喚起
- その他目的達成に必要な事業
事業内容
- 年1回総会を開催し、協議会の活動方針、事業内容を決定します。
- 風力発電推進のための各種課題、要望事項について政府・国会並びに電力会社等の関係機関に対して陳情、要望をします。
- 協議会加盟市町村の担当職員を対象に風力発電に関する研修会を開催します。
- 風力発電関係機関の連携を図り各種情報の提供を行うと共に、クリーンエネルギーである風力発電の必要性、重要性を広く認識せしめるための世論を喚起します。
- その他の新エネルギーや環境関係団体等と連携して協力します。
- 全国風サミットの開催地を決定し、共催します。
役員(令和3年7月現在)
会長 | 片岡 春雄(北海道寿都町長) |
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副会長 | 松本 昭夫(鳥取県北栄町長) 鈴木 重男(岩手県葛巻町長) 戸田 衛(青森県六カ所村長) |
理事 | 原田 眞樹(山形県庄内町長) 太田 長八(静岡県東伊豆町長) 吉田 尚人(高知県梼原町長) 野田 武則(岩手県釜石市長) 工藤 広(北海道稚内市長) 黒田 成彦(長崎県平戸市長) 泉谷 満寿裕(石川県珠洲市長) 吉田 満(青森県深浦町長) 大西 正紀(北海道えりも町長) |
監事 | 高門 清彦(愛媛県伊方町長) 福士 敦朗(北海道苫前町長) |
顧問(令和3年4月現在)
衆議院議員 | 小沢 一郎 田村 憲久 |
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加盟市町村
- 北海道稚内市
- 北海道苫前町
- 北海道寿都町
- 北海道えりも町
- 北海道せたな町
- 北海道島牧村
- 北海道江差町
- 北海道上ノ国町
- 青森県外ヶ浜町
- 青森県風間浦村
- 青森県深浦町
- 青森県六ヶ所村
- 青森県横浜町
- 青森県葛巻町
- 岩手県二戸市
- 岩手県釜石市
- 山形県庄内町
- 富山県入善町
- 石川県内灘町
- 石川県珠洲市
- 茨城県常陸太田市
- 静岡県東伊豆町
- 鳥取県北栄町
- 鳥取県大山町
- 山口県上関町
- 愛媛県伊方町
- 高知県檮原町
- 高知県大月町
- 長崎県壱岐市
- 長崎県平戸市
- 長崎県五島市
- 長崎県西海市
- 熊本県産山村
賛助会員
- 株式会社市民風力発電
- イオスエンジニアリング&サービス株式会社
- 株式会社北拓
- 株式会社ユーラスエナジーホールディングス
- 電源開発株式会社
- 日本風力開発株式会社
- コスモエコ・パワー株式会社
- 株式会社明電舎
- 日立造船株式会社
協議会設立の経緯
平成5年5月に山形県立川町(現在の庄内町)で100キロワット風車が3基、運転を開始しました。
同町は、日本三大悪風「清川だし」を逆手に取り、まちおこしに利用しようと昭和55年から小型風車による農業への利用など、積極的に風力エネルギーに取り組んできた。
当時国内では、電力会社が試験的に風力発電機を設置している事例は幾つかあったが、自治体が大型風車機を建設した事例は少なく、愛媛県瀬戸町(現在の伊方町)、石川県松任市(現在の白山市)そして立川町の3ヶ所である。
3基のシンボル風車が運転を開始した翌年、平成6年8月に同町で「第1回全国風サミット」が開催されました。風をテーマに地域活性化を進めている全国12市町村により、各市町村が活性化構想や現状を発表し意見交換したほか、「地球にやさしいクリーンエネルギーとして、日本における風力エネルギーの活用とPRに努力する」との共同宣言を採択しました。
地域おこしだけでなく温暖化など、地球規模の環境問題を新たに念頭におき、欧米に比べ立ち遅れている国内の風力発電の開発、普及を推進するねらいから、立川町が全国に呼びかけ、平成8年7月「風力発電推進市町村全国協議会」が結成されました。
同町は、日本三大悪風「清川だし」を逆手に取り、まちおこしに利用しようと昭和55年から小型風車による農業への利用など、積極的に風力エネルギーに取り組んできた。
当時国内では、電力会社が試験的に風力発電機を設置している事例は幾つかあったが、自治体が大型風車機を建設した事例は少なく、愛媛県瀬戸町(現在の伊方町)、石川県松任市(現在の白山市)そして立川町の3ヶ所である。
3基のシンボル風車が運転を開始した翌年、平成6年8月に同町で「第1回全国風サミット」が開催されました。風をテーマに地域活性化を進めている全国12市町村により、各市町村が活性化構想や現状を発表し意見交換したほか、「地球にやさしいクリーンエネルギーとして、日本における風力エネルギーの活用とPRに努力する」との共同宣言を採択しました。
地域おこしだけでなく温暖化など、地球規模の環境問題を新たに念頭におき、欧米に比べ立ち遅れている国内の風力発電の開発、普及を推進するねらいから、立川町が全国に呼びかけ、平成8年7月「風力発電推進市町村全国協議会」が結成されました。
全国風サミット
平成6年から開催されている「全国風サミット」は、開催地である市町村が主催となり、日本風力エネルギー学会及び協議会が共催し、数多くの関係団体の後援を受け、例年盛況に開催されています。
近年においては、開催市町村ならではの風にまつわるイベントの開催やミュージカル上演など、多彩な趣向が凝らされており、多くの参加者に喜ばれています。
近年においては、開催市町村ならではの風にまつわるイベントの開催やミュージカル上演など、多彩な趣向が凝らされており、多くの参加者に喜ばれています。
- 第1回全国風サミット(平成6年):山形県立川町
- 第2回全国風サミット(平成7年):沖縄県平良市
- 第3回全国風サミット(平成8年):愛媛県肱川町
- 第4回全国風サミット(平成9年):北海道えりも町
- 第5回全国風サミット(平成10年):北海道室蘭市
- 第6回全国風サミット(平成11年):大分県前津江村
- 第7回全国風サミット(平成12年):岩手県葛巻町
- 第8回全国風サミット(平成13年):福島県天栄村
- 第9回全国風サミット(平成14年):宮崎県北方町
- 第10回全国風サミット(平成15年):岩手県浄法寺町
- 第11回全国風サミット(平成16年):北海道稚内市
- 第12回全国風サミット(平成17年):愛知県田原市
- 全国風シンポジウム(平成18年):富山県朝日町
- 第13回全国風サミット(平成19年):高知県梼原町
- 協議会シンポジウム(平成20年):東京都内
- 第14回全国風サミット(平成21年):鳥取県北栄町
- 第15回全国風サミット(平成22年):青森県六カ所村
- 協議会シンポジウム(平成23年):東京都内
- 第16回全国風サミット(平成24年):北海道稚内市
- 協議会シンポジウム(平成25年):北海道札幌市内
- 第17回全国風サミット(平成26年):長崎県平戸市
- 第18回全国風サミット(平成27年):山形県庄内町
- 第19回全国風サミット(平成28年):石川県珠洲市
- 第20回全国風サミット(令和元年度):北海道せたな町
- 第21回全国風サミット(令和4年):岩手県葛巻町