苫前夕陽ヶ丘風力発電所「風来望」リプレース
苫前夕陽ヶ丘風力発電所風力発電機3基について、設置から20年を経過し機器の老朽化が進んでいることから、全国初となるリプレース(建て替え)により、新たに大型風車1基を建設し、令和2年3月から運転を開始いたしました。
風車リプレースの経緯
平成10年度 (1998年度) から平成12年度 (2000年度) までの3年間で町内豊浦地区に建設した風力発電機3基(600キロワット×2基、1,000キロワット×1基)は、これまで保守点検や補修を行い耐用年数(17年)を経過した後も稼働を続けてきました。
しかし、修理部品等の調達が困難になっていることや故障頻度が高くなっていること、機器の老朽化などの理由により、風車の建て替えについて、建設コスト、売電価格、収支の状況等を試算、関係機関も含めて検討してきたところ、既設の3基の風力発電機から国道を挟んだ向かい側(山側)に2,300キロワットの新しい風力発電機1基を建設することに決定しました。
新しい風車は、平成30年 (2018年) 4月25日に建設工事を着工し、令和2年 (2020年) 2月28日に工事が完了、3月2日から稼働を開始し、風のまちとして知られる本町のシンボルとして、順調にエネルギーを生み出しています。
しかし、修理部品等の調達が困難になっていることや故障頻度が高くなっていること、機器の老朽化などの理由により、風車の建て替えについて、建設コスト、売電価格、収支の状況等を試算、関係機関も含めて検討してきたところ、既設の3基の風力発電機から国道を挟んだ向かい側(山側)に2,300キロワットの新しい風力発電機1基を建設することに決定しました。
新しい風車は、平成30年 (2018年) 4月25日に建設工事を着工し、令和2年 (2020年) 2月28日に工事が完了、3月2日から稼働を開始し、風のまちとして知られる本町のシンボルとして、順調にエネルギーを生み出しています。
売電収入による町民還元
住民生活に役立つ地産地消の実現と、クリーンなエネルギーからクリーンな環境を目指す観点から、リプレースされた風車による売電収入の一部を全町民へ還元するため、一般ごみと生ごみ排出に係る料金(指定ごみ袋料金・きらりサイクル工房への直接搬入)の減額を実施しています。
一例として、一般ごみ指定袋40リットルは従来1枚100円のところ20円。生ごみ指定袋12リットルは従来1枚100円のところ20円に減額しており、その差額分を売電収入から支出してます。
また、苫前町ゼロカーボンシティ宣言の取組みとして、令和4年7月1日から「苫前町省エネ設備等導入促進補助金」制度をスタートしました。LED照明器具の購入や交換に際して2分の1(上限10万円)の補助を行っています。
一例として、一般ごみ指定袋40リットルは従来1枚100円のところ20円。生ごみ指定袋12リットルは従来1枚100円のところ20円に減額しており、その差額分を売電収入から支出してます。
また、苫前町ゼロカーボンシティ宣言の取組みとして、令和4年7月1日から「苫前町省エネ設備等導入促進補助金」制度をスタートしました。LED照明器具の購入や交換に際して2分の1(上限10万円)の補助を行っています。
風力発電機の規格
メーカー・機種 | エネルコン社製(ドイツ) E-82 E2 |
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定格出力 | 2,300キロワット |
ローター(羽根)直径 | 82メートル |
支柱の高さ | 78メートル |
最高点までの高さ | 119メートル |