下水道未普及解消クイックプロジェクト社会実験

下水道未普及解消クイックプロジェクト社会実験について

苫前町(古丹別地区)の下水道事業が、平成19年6月25日に国土交通省より全国の9市町の一つに選ばれ、新たな手法を用いて整備されることになりました。

下水道の整備水準は、地域間の格差が顕著であり、特に普及の遅れている中小市町村を中心に鋭意整備が行われていますが、人口の減少、高齢化の進展や厳しい財政事情に置かれている市町村も少なくありません。

下水道は、生活環境の改善、水環境の保全のみならず、地域の活力を向上させるとともに、里山等の伝統的な自然環境を保全する上でも大きな機能を果たすものであり、このような厳しい状況にあっても整備を進めることが不可欠です。

このため、国土交通省では、「下水道未普及解消クイックプロジェクト社会実験制度」を創設し、地域住民にも参画いただき、地域の実情に応じた低コスト、早期かつ機動的整備が可能な新たな整備手法を導入することとしました。

今年度は、7手法について苫前町(古丹別地区)を含む9市町で試行的に着手します。

社会実験の詳細な計画等につきましては、「下水道の社会実験のホームページ」にて公開されています。