子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについて

平成25年4月から「定期の予防接種」になりました、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの説明を掲載しています。

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)とは

ヒトパピローマウイルス感染は、特別な感染症ではなく、誰もが感染する可能性があります。
ヒトパピローマウイルスに感染したとしても、多くの場合はウイルスは自然に排除されますが、ごく一部で数年~十数年かけて子宮頸がんを発症します。
子宮頸がん予防ワクチンは、ヒトパピローマウイルスのうち、とくに発がん性が高いタイプのウイルスを予防することで、子宮頸がんの発症を予防しようとするワクチンです。

子宮頸がん予防ワクチンの接種対象年齢、接種回数

  • 対象年齢・・・小学校6年生~高校1年生相当の女子
  • 標準的な接種年齢・・・中学1年生の間
  • 接種回数・・・3回

子宮頸がん予防ワクチンの接種間隔

子宮頸がん予防ワクチンは、ワクチンの種類によって接種間隔が異なります。
  • サーバリックスを接種した場合
    • 2回目・・・1回目の接種から1月~2月半
    • 3回目・・・1回目の接種から5月~12月
  • ガーダシルを接種した場合
    • 2回目・・・1回目の接種から少なくとも1月以上
    • 3回目・・・2回目の接種から少なくとも3月以上

なお、標準的な接種期間は次のとおりです。
  • サーバリックスを接種した場合
    • 2回目・・・1回目の接種から1月
    • 3回目・・・1回目の接種から6月
  • ガーダシルを接種した場合
    • 2回目・・・1回目の接種から2月
    • 3回目・・・1回目の接種から6月

サーバリックスとガーダシルの違い

ヒトパピローマウイルスには100種類以上の遺伝子型があります。この中でも特に発がん性の高い遺伝子型を予防するのが、このワクチンですが、サーバリックスとガーダシルではその予防できる遺伝子型の種類に違いがあります。
サーバリックスは2種類の遺伝子型を予防できるワクチンで、ガーダシルは4種類の遺伝子型を予防できるワクチンになります。ガーダシルは予防できる遺伝子型の種類が多いことから、サーバリックスよりも多くの病気を予防できます。

子宮頸がん予防ワクチンの副反応について

子宮頸がん予防ワクチンを接種したことにより、以下の副反応(副作用)が発生することがあります。
  • サーバリックスの場合
    • 注射部位の痛み、発赤、腫れ、疲労感(50%以上)
    • 痒み、筋痛、頭痛、関節痛など(10%~50%)
    • じんましん、めまい、発熱など(1%~10%)
    • 注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力(1%未満)
    • 手足の痛み、失神、リンパ節の炎症など(頻度不明)
  • ガーダシルの場合
    • 注射部の痛み(50%以上)
    • 注射部の腫れ、紅斑(10%~50%)
    • 注射部の痒み、出血、不快感、頭痛、発熱(1%~10%)
    • 注射部の硬結、手足の痛み、筋肉のこわばり、腹痛、下痢(1%未満)
    • 疲労、倦怠感、失神、筋痛、関節痛、嘔吐など(頻度不明)

ヒブワクチン(ヘモフィルスインフルエンザb型ワクチン)

ヒブワクチン(ヘモフィルスインフルエンザb型ワクチン)とは

インフルエンザ菌、特にb型きょう膜を有する菌(ヒブ)は乳幼児の化膿性結膜炎、敗血症、喉頭蓋炎などの重篤な全身感染症の原因となっています。
ヒブワクチンは、b型きょう膜を有するインフルエンザ菌(ヒブ)に大きな効果を持っており、欧米ではヒブワクチンの導入後、ヒブ重症感染症は劇的に減少しました。現在では、世界110カ国以上で導入されているワクチンです。

ヒブワクチンの対象年齢、接種回数等

  • 対象年齢・・・生後2月以上、5歳に達するまで
  • 標準的な接種年齢・・・生後2月から生後7月に達するまで
  • 接種回数・・・接種を開始した年齢によって変わります。
    • 1回目の接種が生後2月から生後7月に達するまでの場合・・・初回3回、追加1回
    • 1回目の接種が生後7月に達した日の翌日から生後12月に達するまでの場合・・・初回2回、追加1回
    • 1回目の接種が生後12月に達した日の翌日から5歳に達するまでの場合・・・1回
  • 接種間隔・・・初回接種は27日(医師が認める場合は20日)から56日、追加接種は初回接種終了後7月~13月の間隔をあけます。

小児用肺炎球菌ワクチン

小児用肺炎球菌ワクチンとは

肺炎球菌は、乳幼児の上気道に感染後、ときに化膿性髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症や中耳炎、副鼻腔炎など気道感染症を起こします。
この肺炎球菌ワクチンは、90種類以上ある肺炎球菌の型のうち、とくに重症感染症を引き起こす原因になっている7種類の型からの攻撃を防ぐためのワクチンです。
2000年にアメリカ合衆国で接種が開始され、現在では100カ国以上の国々で使用されています。このワクチンの接種により、小児の重傷肺炎球菌感染症は激減しました。

小児用肺炎球菌の対象年齢、接種回数等

  • 対象年齢・・・生後2月以上、5歳に達するまで
  • 標準的な接種年齢・・・初回接種開始は、生後2月以上、生後7月に達するまで。追加接種は、1歳から、1歳3ヶ月に達するまで。
  • 接種回数・・・接種を開始した年齢によって変わります。
    • 1回目の接種が生後2月から生後7月に達するまでの場合・・・初回3回、追加1回
    • 1回目の接種が生後7月に達した日の翌日から1歳に達するまでの場合・・・初回2回、追加1回
    • 1回目の接種が1歳に達した日の翌日から2歳に達するまでの場合・・・2回
    • 1回目の接種が2歳に達した日の翌日から5歳に達するまでの場合・・・1回
  • 接種間隔・・・接種を開始した年齢によって変わります。
    • 1回目の接種が生後2月から生後7月に達するまでの場合・・・初回は27日以上、追加は初回の3回目から60日以上
    • 1回目の接種が生後7月に達した日の翌日から1歳に達するまでの場合・・・初回は27日以上、追加は1歳以降に、初回の2回目から60日以上
    • 1回目の接種が1歳に達した日の翌日から2歳に達するまでの場合・・・60日以上

問合わせ先・担当窓口

保健福祉課

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