(趣旨)

第1条　この要綱は、苫前町地域支援事業実施規則(平成24年苫前町規則第10号)第21条第2項の規定に基づき、家族介護用品購入助成事業の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。

(助成の対象者)

第2条　この事業による助成(以下「助成」という。)を受けることができる者は、苫前町に住所を有する介護者(要介護者を在宅で介護している家族をいう。以下同じ。)であつて、次の各号のいずれにも該当する者を在宅で介護しているものとする。ただし、苫前町に住所を有する介護者がいない場合にあつては、当該要介護者を助成の対象者とする。

(助成の対象品目)

第3条　助成の対象となる介護用品は、介護保険給付の対象となるものを除く「健康用品」「入浴用品」「床周り用品」「トイレ用品」「歩行補助用具」をいい、別表に掲げるとおりとする。

(申請及び決定)

第4条　助成を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、家族介護用品購入助成申請書(別記様式第1号)を町長に提出しなければならない。

(助成の額)

第5条　助成の額は、要介護者1人につき月額6,600円とする。ただし、在宅介護用品の購入金額が6,600円に満たない場合は、当該購入金額とする。

(助成の方法)

第6条　助成の方法は、次のとおりとする。

(譲渡及び売買の禁止)

第7条　助成券の交付を受けた者は、その助成券を第三者に譲渡し、又は売買してはならない。

(契約)

第8条　この事業において、助成券により介護用品を引き渡す業者(以下「業者」という。)は、家族介護用品購入助成事業契約書(別記様式第4号)を町長に2部提出し、契約締結の上各々1部ずつ保管するものとする。

(利用の廃止)

第9条　助成資格者は、次の各号のいずれかに該当するときは、未使用の助成券を町長に返還しなければならない。

(決定の取消し等)

第10条　町長は、偽りその他不正の行為により助成を受けた者を発見したときは、直ちにその者に係る助成の決定を取り消すものとし、当該助成を受けた金額の全部又は一部を返還させるものとする。

(委任)

第11条　この要綱に定めるもののほか、この要綱を実施するため必要な事項は、その都度町長が定める。