(目的)

第1条　この条例は、職員が著しく危険、不快、不健康又は困難な勤務その他の著しく特殊な勤務に従事した場合で給与上特別な考慮を必要とし、かつその特殊性を給料で考慮することが適当でないと認められるものについて、その勤務の特殊性に応じた特殊勤務手当の支給に関し必要な事項を定めることを目的とする。

(特殊勤務手当の種類)

第2条　特殊勤務手当の種類は、次の各号に定めるところによる。

(防疫等作業手当)

第3条　防疫等作業手当は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)第6条第2項及び第3項に定める感染症並びに黄熱、結核及びハンセン症(以下「感染症」という。)が発生し、又は発生するおそれがある場合において、感染症の患者若しくは感染症の疑いのあるものの救護又は感染症の病原体の付着した物件若しくは付着の疑いのある物件の処理作業に従事した職員に、その作業に従事した日1日につき500円を支給する。

第4条　削除

(死体処理作業従事手当)

第5条　死体処理作業従事手当は、死体の処理作業に従事した職員にその従事した日1日につき2,000円を支給する。

(除雪作業従事手当)

第6条　除雪作業従事手当は、運転技術職員が午後5時から翌日の午前6時までの間又は暴風雪警報若しくは大雪警報発令下において行う除雪車による除雪作業に従事したときに1時間につき60円を支給する。

第7条　削除

(異常圧力内作業手当)

第8条　異常圧力内作業は、職員が潜水器具を着用して潜水作業に従事したときに、その作業に従事した時間1時間につき、潜水深度の区分に応じて次の表に定める額(特に困難な作業で心身に著しい負担を与えると町長が認めるものに従事した場合にあつては、当該額にその100分の50に相当する額を加算した額)を支給する。

(牛馬取扱手当)

第9条　職員が上平共同利用模範牧場で放牧及び舎飼の牛馬に行うピロプラズマ等の予防接種作業のために牛馬を御する作業に従事したときにその従事した日1日につき230円を支給する。

第10条　削除

(併給禁止)

第11条　苫前町職員の給与に関する条例(昭和36年苫前町条例第4号)第17条の3に規定する特定管理職員には、同条の規定により管理職員特別勤務手当が支給される日については、次に掲げる特殊勤務手当は支給しない。

(支給期日)

第12条　特殊勤務手当は、その月分を翌月の給料支給日に支給する。

(委任規定)

第13条　この条例の施行に関し必要な事項は、別に町長が定める。